僕は「デザインなんて大したものではないし、よくわからない」というようなことをどんどん言っていくことで、デザインをプライドの高い人たちだけのたしなみといったイメージから解放したいのです。
「デザインがわからない」と言うことが恥ずかしいと思われていて、実際誰も言わないから、デザインをわかるということが知的なことで、すごいことであるように思われている気がします。
その結果、「わけがわからないけど、きっとすごいんだろう」と法外な評価を受けるようなデザインがでてきたり、
「これはデザインではない」といった不自由な決めつけが生まれてしまうのではないでしょうか。
僕は今まで環境や選挙やデザインといった、なんとなく立派なイメージのあるものから逃げ出して、「よくわかんない」とか「興味ない」といった反対のことを言うことで、逆に関わっていきたいな、と今では思っているんです。

箭内道彦「サラリーマン合気道」 (via okonomiyaki) (via nemoi)